自己紹介
はじめまして。
自己紹介を読んでくださりありがとうございます。最近はくるくる姉さんと名乗り、LAPRAS株式会社で半顔出しのSNS活動をしています。なぜくるくるなのかと言うと、髪を伸ばすと縦ロールになる天パだからです。
現在は「ミスマッチを無くす」ミッションに共感して、LAPRAS株式会社で主にカスタマーサクセスマネージャーとして働いています。サービスを使っていただいている方に最大限成果を出していただけるように日々ご支援しています。
自己紹介として、人の人生の選択肢を左右するキャリア関連のサービスを運営している身として、少しだらだらと自分自身の原体験を語ってみたいと思います。
新卒就職から今まで
現在35歳、就職活動をした時期は、リーマンショックの直前、就職氷河期が終わった頃でした。本当は基礎技術を持ったメーカーに就職したかったのですが、当時は「女性総合職は去年から採用を始めた」という企業もたくさんあり、とても一生働けるとは思えなかったので就職を諦めました。家庭の事情など色々を経て志望を外資系&コンサルティング業界に絞り、とにかく一生働けそうな会社を探し、運よく「>」マークのコンサルティング会社に拾ってもらうことができました。
配属されたのはSIの部門だったので、がっつり開発をするものだと信じてJavaとかSQLのお勉強を頑張りました。実は8歳くらいからパソコンに触り、家では家庭内LANで家族麻雀をやる家庭で育ち中学生の頃の夢はプログラマーでしたが、勉強したのはHTMLくらいだったので特にこれといったスキルはありませんでした。
残念ながら新卒から数年間開発案件には恵まれず、SEとして成長する機会はなく、代わりにVBAで業務ツールを納品するなどの謎案件にばかり恵まれてしまいました。長期案件にはあまり恵まれず、ピンチヒッターとして火消しに追われる会社生活だったような気がしますが、様々な業種・職種・プロジェクトフェーズの人々に出会う機会だけは恵まれました。
当時は「世界の中で日本のプレゼンスを上げたい」と思い、海外に進出する日本企業を支援するような仕事をしたかったです。あまり何も考えずにSIより上流工程の業務コンサルに異動し、大変苦労しました。多分もっとも苦労したのはビジネスもコンサルのお作法も分かっていない小娘を受け入れてくれたプロジェクトの人々だった気がしますが…。英語も全然できなかったのを頑張って勉強して、どうにかノンネイティブとは仕事ができるようになり、国外出張のある案件に入る機会もありました。
入社して数年経つ頃から転職については常に考えていました。といっても媒体やエージェントに登録するくらいです。当時のポストコンサルのキャリアは選択肢が少なく、自分自身もよく分かっていなかったので、エージェントに面接を押し込まれたり、人格否定的な発言をされたりかなり嫌な思いをしました。今でも転職エージェントに対しては良い印象がありません。
初めての転職
最初の転職のきっかけは、某媒体でのベンチャー企業からのスカウトでした。Web系のベンチャーに転職するという方向性を固めてから1週間後、メールが来た夜に社長と会って、すぐに内定をもらいました。ベンチャーのスピード感すごいなあと思いました。
その会社でしばらく働き、受託事業、新規事業開発やアライアンス、多少のIR、事業部リーダー的な立場など様々な得難い経験をすることができ、働きながら出産して復帰しました。ここで、今まで持っていなかった事業会社の感覚や、コンサル時代に触ることの少なかった広告やマーケティングや人事、様々なWebサービスのパターンに関する知見など、色々なものを得ました。
その会社は3年ほどで辞めました。社長に毎日他社の悪口を聞かされることが耐え難かったのと、オフィス環境、いつ梯子を外されるかという不安が大きかったのが大きな要因です。
次の会社はSaaSで、グローバル進出を企画していて、CSMとして働け、リモートワークも認められている良い企業でした。CX ManagerとしてCSをしつつ全社改革を行うというエキサイティングな仕事でしたが、残念ながら入社後にギャップが色々とあり、長く働いていくのは厳しいと感じて短期間で退職する選択をすることになりました。
この次の転職活動では当然ながらとても苦労しました。
「子供がいる女性」「働ける時間に制限がある」(時短ではない)というだけで、企業から見るとこれほど価値が下がるのだなと、3社目の転職活動からずっと思い知らされていました。何十社も面談や面接に行き、不誠実な対応をされて嫌な思いもたくさんしました。(鉄板の、「遊びに来てください」と呼ばれていきなり志望動機を聞かれるパターンも何回か経験しました)
そんな中、声をかけてくれたのがLAPRAS(scouty)社でした。「年齢も性別も関係ない」と言ってくれたのは今でも忘れませんし、実際にそういう組織にしていきたいという思いは消えていません。
今はプレッシャーを感じながらも毎日前向きに働くことができていて、LAPRASのメンバーには本当に感謝しています。
そんなわけで、入社9ヶ月目の入社エントリ兼自己紹介でした。
(あ、CSについて全然書いていない…)
※ この記事は初稿が酔っ払って一発書きしたものなので、随時書き直される危険がございます。